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今 [雑記]

出会いは2002年頃だったかな。
おバカなアクション映画でくだらないけど面白いみたいな批評が
情報誌に載っててなんとなく興味持って。
公開してる劇場を探して仕事帰りに観に行った。

確かにくだらなさはあった。でも、面白かった。
主演俳優は目力が強くてがちょっと怖そうでもてあってね。三白眼なせいかな。
でも、笑うと優しくてかわいい。口をなぜかすぐとんがらせてしまうところが魅力的。
顔も名前も全く知らなかった。観終わったらこの俳優さんいいなぁになってた。

それから、気にして出演作は観られる限り観るように。
といっても数年間あるところへ行ってたから、本格的に活躍しだしたのはその後。
野性味溢れる役がウケるみたいだけど、私はそれ系はちょっと苦手。
いきなり意味なく裸見せられたりすると、引いてしまう。
出会いがおバカ映画だったせいか、笑わせてくれると嬉しくなる。

どこが好きかって、顔(笑)。好み。イケメンなのかはよくわからない。
それ以上に、演技が好き。演じたキャラが好き。
全然変わる。コントロールしてる。振り幅が広くてびっくりする。
シリアスもコメディもヒューマンもサスペンスもスリラーもアクションも現代物も時代物も、
クールもキュートもコミカルもナチュラルも王子様も熱血漢も一匹狼もヒーローも、
孤独な男も一途な男も情けない男も性格の悪い男も豪快な男もワルもなんでもこい。
ラブストーリーも悪くないけど、ラブシーンはあまりうまくないと思う。
(色男っぷりはうまいけど肝心のキスシーンがどうもあまりうまくないんだよ。笑)

ここ数年の作品では、歳を重ねて穏やかないい表情をするようになった。
以前からどこか哀愁のある色気はあったけど、プラス大人な渋い色気も漂うようになった。
横に立つピチピチの若い俳優さんにも負けてない。その数倍かっこいい。
観るといつも今が一番いいと思わせてくれる。現在形が素晴らしい。
次は何をやるんだろうなぁと楽しみにしてたらどうやらコメディ作品らしい。嬉しいね。

でも、その俳優さんのことを実はよく知らない。
メイキングや動画などを見てあぁ普段はこんな感じなんだなぁとは思っても、
それ以上の情報を探ろうとしたことはあまりない。
インタビュー記事は、日本語訳があれば読んでみる。
雑誌に載ってても、写真を見るだけで終わらしてしまうこともしばしば。
簡単なプロフィールと出演作、結婚してて子供がいるってことぐらい。同い年。

作品を観て楽しむ。それが、心地よい。
情報を入れてないから集中できる。必要のない感情も起きない。
ストーリーがつまらない作品は、顔を楽しめばいい(笑)。
最近は気持ちが乗らないとき、その人の出演作を観ることが増えた。

観終わった後に、罪悪感が起きてしまうのは気のせいか。

なのに、いいんだよ笑ってと言ってくれた。
ありがとう。笑うどころか思わずうるっとしたけど。
自分のいちばん好きなものはやっぱりそこなんだよなとしみじみ感じる。
時が経てば自然と消えて無くなるのかと思ったこともあったけど全くもって無理だろう。

こじらせてきてるかな(笑)。

さて、今日も頑張ろう。
母の日だね。贈り物した。届いてるかな。
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