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No.9 [舞台]

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15日(木)19:00公演観劇。D列(最前列)。

A〜C列があると思ってたので座席を探しながら最前列という想定外な事態に遭いあたふたしまくり。だいぶ挙動不審になってたはず。(ちなみに吾郎ちゃん舞台で先行抽選の最前列を当てたのはこれで3回目となる。多いのか?)
しかも、始まったら吾郎ちゃんが目に前にくる率がひじょうに高い!すごかった!自然とニヤニヤしてきちゃうから必死でこらえまくった(笑)。
もう何回見上げたかガン見したかわからないよね。間違いなく1回目が合った。ドキドキド半端なかったなぁ。いやぁごちそうさまでした。

目の前には吾郎ちゃんと他キャストがくるだけでなく譜面やイスなども飛んできた。イスはこっちまで落っこちてきそうになり思わずビクッ。演じながら片付けたりそのまま別物として次のシーンに使ったりしてておもしろかった。
帰り際に舞台に散らばったしわくちゃの譜面をちょい見。ちゃんと五線譜も音譜も書かれてあった。触ったり撮ったりはダメだよね。ルールは守ろうね。
スタッフの方といる演出の白井さん見かけました。いつもいらしてるのかな。


わがままで自分勝手で傲慢で偏屈極まりないけどそれでもしかたがないと思えるほどの音楽の才能にあふれた、人としては最低で音楽家としては最高のベートーヴェン。ほんのたまに金田一耕助とコントでやるパパと小澤征爾さんを思い出すことがありつつも、吾郎ちゃん色っぽくかわいらしく腹立たしく、ときに天才であるがゆえの孤独なさみしさを滲ませながら全身で生き様を演じてた。
そんなベートーヴェンを優子ちゃん演じるマリアの背中を通し感じとれる前半の酒場のシーン。マリアと一体となってベートーヴェンという嵐の渦に吸い込まれいくような気持ちになった。あれはとてつもなくいい時間。
ラストにむかって、耳が聴こえなくなっても頭の中には自分の奏でる最高の音楽があり全てを魅了できると信じてたはずがもしかしてそれも幻だったのか?と絶望していくベートーヴェンが、人は難しい…そう呟いてたはずなのに、人に救われて人の奏でる音に助けられて我を取り戻すだけではなく、人を受け入れて諭すまでしていく姿には驚きとともに心打たれた。天才であってもベートーヴェンも苦悩するただの人なんだなという安堵も。
そして、独りではなく人々と共に交響曲第九を奏でていく。人と音楽とを一体にさせ歓喜を起こした前半の酒場のシーンをさらに超えて、完成形となったベートーベンの圧倒的な音楽を目の当たりにした瞬間は感動の涙でした。


カテコの吾郎ちゃん、見た目はベートーヴェンでもいつもの優しい雰囲気にやりきった感もプラスされてるいい笑顔してた。気難しいベートーヴェンとのギャップにはキュンとするね。

休憩含め3時間ちょっとと長め。でも、あまり感じないと思う。ドラマと音楽が飽きさせないし、意外に笑いもちょこちょこある。衣装もステキだった。マントけっこう好きなんだよね。
髪に特徴のあるキャストがなにげに多い?という点は地味にツボったかな。
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